シードテックが運営するプログラミングスクール「Seed Tech School」では、2022年6月より、フィリピン・セブ島へのIT留学を再開しました。
新型コロナウイルス感染症拡大に伴うロックダウンや渡航制限などを受け、2年以上もの中断を余儀なくされましたが、さまざまな準備や感染症対策を施し、満を持して、IT留学をリスタートすることができました。
今回は、再開後すぐにセブ島に旅立ち、先日卒業を迎えたT・Kさんに話を伺いました。
英語を勉強したい!から始まったIT留学
T・Kさん(画像 右):広島県内の大学にある経済学部に在籍する大学4年生。カナダへの留学をきっかけに、カナダでのワーキングホリデーを夢見る。大学で学んだプログラミングへの興味や副業に対する魅力を感じ、フィリピン・セブ島へのIT留学を決断。2022年6月に渡航し、8月に卒業した。
ーまずは、フィリピン・セブ島への留学を決めた理由を教えてください。
以前、カナダに留学した際、カナダのことがとても好きになって、ゆくゆくは海外で仕事がしたいなと思っていました。できればワーキングホリデーでカナダに行きたいなと。そこで英語を改めて勉強したいなと思い、留学を考えていました。セブ島への留学は、もともと金額が安いこともあり、選択肢の一つだったんです。
ー「Seed Tech School」は英語だけでなく、プログラミングも学ぶ「IT留学」です。プログラミングを学ぼうというきっかけはあったのでしょうか。
大学の授業でプログラミング言語である「Java」や「JavaScript」を学ぶ機会があったんです。大学で受講した授業の中で一番面白くて、のめり込んでしまいました。「HTML」や「CSS」を使い、WEBサイトをつくる授業もあったんですが、なかなか課題が大変で単位を落としてしまったこともあって。そういった流れからプログラミングを学びたいと思うようになりました。
オンラインでのプログラミング学習ツールで「Java」や「JavaScript」、「HTML」や「CSS」を履修していたので、せっかく留学するならプログラミングも学べればと思い、IT留学に決めました。個人的には、英語留学→セブ島留学→IT留学の順に絞り込んでいったことを憶えています。
ー6月からのIT留学となりましたが、渡航前に準備していたことはありますか。
「Java」や「JavaScript」を大学で学んでいたことは、今思えばラッキーだったかもしれません。基礎的なプログラミング知識を持っていたほうが、スタートダッシュが切れますし、より多くのことを学ぶ機会を得られるので、事前学習として必要な知識をインプットしておいたほうがいいと思います。留学を決めた後でいいので、事前に「Seed Tech School」の方に相談しておいてもいいかもしれません。
講師との関わりが貴重な財産に
ー現地での経験や体験を伺っていきたいのですが、印象に残っている思い出や出来事を教えてください。
たくさんありすぎて絞り切れませんが、一番は講師の皆さんとの関わりかなと思います。
英語の講師の方々はこちらの課題や弱点を把握したうえで、的確に英語の指導をしてくださるので、大満足でした。レベル設定が秀逸だなというか、講師の方々の指導レベルの質がとても高い印象です。また、普段のカリキュラムが会話ベースなので、自分が思っていた以上に英語に触れられました。
ちょっとした雑談などでプライベートな話も聞けて、日本とフィリピンの違いをリアルに知ることができたり、教科書やWEBサイトには載っていないような現地の話が聞けたり、とても面白かったです。
エンジニアの講師の方々にも本当にお世話になったんですが、こちらの質問や分からない点を不安がなくなるまで回答してくれて、いつもスッキリした気持ちで帰っていました。コーディング自体は好きだったのですが、実際にプロダクトに活かすとなるとハードルが高く、挫けそうになることも多い中で、寄り添って指導いただけたことは本当に感謝しています。プログラミングに対する抵抗がなくなりました。
講師の皆さんとのコミュニケーションの数々は、いい思い出になっています。
ー挫けそうになることもあったというお話がありましたが、他にも留学期間中に苦しかったな、しんどかったなと思うことはありましたか。
すぐに思いつくのは、虫のエンカウント率の高さですが…(笑)
私自身が大学生ということもあって、大学の授業との両立はなかなか大変でした。IT留学での課題もありますし、大学で提出しなければならないレポートなどの課題もありました。ただ、時期的な問題はあったと思います。
ー同じタイミングでセブ島に来たIT留学仲間とのエピソードはありますか。
一人だと不安だったので、同じタイミングでIT留学に来た仲間がいたことは心強く、フィリピンでの生活に慣れるという意味でも大きかったです。
個人的には留学最終日に、仲間とともにハンバーガーショップとスパに行ったことが大きな思い出です。留学期間を振り返っていろいろと話して、しんみりとした気持ちになりました。海外でともに学ぶ仲間というのはとても大切な縁ですね。
同じ意味では講師の皆さんも同様です。多様な背景をもつ方々とのコミュニケーションによって、マインドが変わりました。自分から行動する大切さが身に沁みましたし、今は海外で働くことを前提に動いていますが、そういった気持ちになったこと、自分の気持ちに噓をつかなくなったことも、セブ島へのIT留学がきっかけだったと感じています。
日本での就職を今は考えていない
ー先ほど、海外で働くことを考えていると仰っていましたが、今後のキャリアや進路についてはどのように考えているのでしょうか。
もともとはワーキングホリデーで海外に行きたいなと漠然と考えていたのですが、IT留学を経て、英語圏でエンジニアとしての実務経験を積み、「海外で暮らす・働く」が目指す先となりました。今では日本での就職を考えておらず、海外で働くことを視野に入れています。
また、大学で、働き方のひとつとして副業について学んだのですが、英語とプログラミングはこの点でも役立つと感じています。最初はエンジニアとしての経験を積んで、その上で自分がどのようなエンジニアになるかを模索していきたいです。
ー最後に「Seed Tech School」でのIT留学を考えている方に、先輩としての一言をいただければと思います。
IT留学によって人生が変わったと素直に感じています。英語やプログラミングの学習はもちろんですが、いろいろな人に出会えたことが一番です。多くの方にこの経験をしてほしいと思います。
また、金額、カリキュラム、講師の皆さんのレベルの高さなどを考えると、現地ではコスパ最強だなと思っていました。ただ、留学中により多くのインプットを得ようと思うと、留学先でのコミットメントはもちろんですが、そもそもどれだけの事前準備ができるかが大事だと思います。後悔しないIT留学にしていただくためにも、準備の大切さは伝えておきたいです。
ーいろいろなお話をお伺いできて、大変参考になりました!ありがとうございました!
Seed Tech Schoolでは「人生を変える12週間」をコンセプトに、ITスキル・英語スキルの双方を学べるフィリピン・セブ島でのIT留学を進めています。
未経験からグローバルに活躍できるエンジニアへと成長できる機会は、国境を超えたキャリアの選択肢を広げることが可能となり、また、コミットメントが高まる合宿型の留学は、志の高い仲間との出会いにつながります。人生をシフトする「Life Shift Platform」として、セブ島でのIT留学期間を過ごしていただきたいと考えています。
新しいチャレンジをしたい!自分自身を変えたい!と感じている方は、ぜひ、お問い合わせいただけると嬉しいです。